【ローテ】夢ダイケンキ解禁記念杯優勝構築
此方夢ダイケンキ解禁記念杯で開催されたローテ大会に参加し優勝することができたので使用構築を。
更新ネタに詰まってたのでいい機会になりました。
サザンドラ 竜の波動 悪の波動 ラスターカノン 大文字@拘りスカーフ
ライコウ 10万ボルト めざめるパワー氷 光の壁 リフレクター@光の粘土
ハッサム バレットパンチ 虫食い 瓦割り 剣の舞@ハッサムナイト
ガブリアス ドラゴンクロー 逆鱗 地震 ストーンエッジ@拘リ鉢巻
ゲンガー シャドーボール ヘドロばくだん 道連れ 催眠術@気合の襷
ファイアロー ブレイブバード フレアドライブ 剣の舞 寝言@命の珠
今回はカロスマーク無しでも参加可能とのことで、ORASでは初めてのローテの対戦となりました。
さて、構築のベースはアティエスさんのアティエス式壁スタン
この類の構築の強さは壁による行動保証に加え、サザンドラの削り性能、そして何より先制技を含めて相手の上を常に取り続けることが出来るところにあります。
殴り合いの要素が比較的強いORASローテにおいて、上を取れるということは殴り合いの試行回数が増え終盤には縛りを掛けられるので非常に強いということになります。
これらは追い風やトリックルームを軸にした構築が5thと比べて減少したことが大きく関係しており、主導権が入れ替わること無く展開できるこのような構築やワニノコのサザンガルガルに代表されるような3+1の並びで削りと詰めを行う構築は理想的であると思います。
【個別解説】
・サザンドラ
本家では眼鏡での採用ですが、以前から言い続けているようにXY以降におけるサザンドラの立ち位置は眼鏡による強力な削りよりもスカーフを持たせることで上を取れる相手を増やした削りを評価するべきだと考えているのでスカーフでの採用をしました。
これはこの構築に限ったことだけではなく大方の構築に当てはまると思います。
勿論相手のスカーフへの警戒が薄いことが多いのも立ち回りのしやすさに影響はしていると思いますが、ミラーやガブリアス霊獣ボルトロスといった相手に強気で動けるというのは非常に心強く安心感が有ります。
・ライコウ
球での採用が一番ポテンシャルが高いと思うライコウですが、今回はファイアローやガブリアスとの取り合いになったので粘土となりました。
ハッサムとのシナジーを考えてもこれで正解でしょう。
速い壁は5thの頃から相変わらず強いですね。
・メガハッサム
ORASでは全体的に速いポケモンが台当しているのでXYの時より相対的に強くなったと思います。
瓦割りを持たせたのはニャオニクスやクレッフィの壁から積むような構築が増えているだろうことを見越して。
はたき落とすや羽休めも強力ですが、削りと詰めを目標にする構築では壁が厄介になるので瓦割り優先しました。
・ガブリアス
相手のギルガルドやマリルリに対しての処理速度を早めたかったので鉢巻で採用。
球は相手のサザンガルドやガブリアスに対して柔軟な選択を出来るのが強みですが、今回はその辺の処理はサザンドラがスカーフを持つことで解決しています。
・ゲンガー
本家ではスイクンだった枠ですが、絶対零度は使えなくなり本格的に採用理由がなくなってしまいました。
サザンドラがスカーフを持つことで速い相手への処理は楽になりましたが、ギルガルドへのカードとしてはやや弱くガブリアスでも択処理になるので不安ということでゲンガーを採用。
狙いは後2つあって、道連れによる強引な1:1交換の圧力と重力ニャオニクスの増加を逆手に取った催眠術。
実際に催眠術を打つ機会はありませんでしたが、とりあえず強い重力PTパクってレート潜ろうみたいな人が多いようなので面白いかなとは思います。
最悪素催眠で拾える試合もあるかもしれません。
・ファイアロー
ねごとの枠は追い風でいいと思いますが、今大会では寝言が一回だけ役に立ってくれました。
裏から出してブレバや追い風で詰める、コレ以上に説明しようがないです。
ORASローテがそういうゲーム性なので、メタる側に回るより使う側に回ったほうがいいんです。
全体的にアローミラーが辛いです。
壁や同速でどうにか誤魔化しましょう。
【XYローテ】まとめ
ORAS環境に移行するのでXY環境の総括とか
長いので続きからどうぞ
【キャラランク】
Sランク
A+ランク
A-ランク
Bランク
Cランク(以下数が多いので画像略)
メガフシギバナ,メガギャラドス,メガバシャーモ,メガリザードンX・Y,ボルトロス,ランドロス,ヒードラン,スイクン,クレセリア,ラティアス,エンテイ,ポリゴン2,水ロトム,ニャオニクス,クレッフィ,水ロトム,ニンフィア,シャンデラ,ゲンガー,ナットレイ,エルフーン,カイリキー,ジバコイル,ゲッコウガ,ローブシン
Dランク
その他
解説
Sランク
該当はメガクチートのみ。
レートでの流行や大会での採用率を見ても文句なしでしょう。
トップメタとはいえそれらを押しのけて活躍するだけのチカラがある。
じゃれつく/不意打ち/炎の牙orはたき落とす/剣舞の構成が基本で霊獣ボルトロスの10万ボルトを耐えるラインが一番無難で使いやすい。
A+ランク
該当はサザンドラ・ギルガルド・ファイアローの三匹。
誰が使っても一定以上の活躍を見込めるポケモンを基準に選びました。
サザンドラ:
鋼が悪を等倍で通してしまう仕様になったのでヒードランに押し負けしなくり増えたポケモン。
等倍のままならヒードランとランクの入れ替えをしても問題ないくらいに強化されたと思います。
眼鏡が一番多く,スカーフや球での採用も見られた。
個人的にはガブリアスや霊獣ボルトに対して上を取れるスカーフが一番好きなのだがわかりやすい強さなのは眼鏡なので納得の行く順番ではある。
ギルガルド:
多く見られたのは残飯身代わりでギルガルドの特徴を最大に活かした型。次点では球や弱点保険持ちなど。
鋼・ゴーストの耐性の良さと補助技によるターン稼ぎと物理ポケモン相手へ有利択の押し付けが出来るのが強み。
サザンドラと合わせて自ら択を拾っていくPTが多いのは余り好きではないのだが,結果を残してるから強いって結論でいいのではないでしょうか(適当)
ファイアロー
鉢巻・球が大半を占めていて、プレートやオボンやゴツゴツメットなども少数ながらいた。
鉢巻は痒いところに手が届くような火力で、適当なゲームメイクでも鉢巻ブレイブバード圏内に入ってるという分かりやすい詰め方からか新規プレイヤーが好んで使ってた印象。
球は素での火力、追い風による後半の詰め、剣舞での逆転狙いなど多くの展開を視野に入れた運用ができることから、5thからのプレイヤー(自分も含め)は球を好んで採用していたように見えた。
A-ランク
一定以上の強さはあるが、択を誘発しやすく失った時のディスアドの回収が難しいを基準に選考。
ガブリアス:
多くのローテプレイヤーから批判を受けそうなA-の位置。
種族値が高く、耐性から自然にPTに組み込みやすい・サザンドラ,霊獣ボルトロス,ガルーラ等環境に多いポケモンを上から叩ける。
理由だけ見れば十分A+,Sランククラスなのですが、実戦でどうかというのは別の話。
主観ではあるものの、実戦では択を誘発することが多く上記4匹に匹敵する強さがあると感じたことは余りありませんでした。
さて、持ち物は鉢巻での採用がほとんどで、次点で球、少数派で襷など
個人的には球身代わりでの採用が好みで、サザンガルドに対して合わせる前提ではあるが1匹で完結できること、裏が浮いてる場合に腐りにくいということがとても大きい。
前の並びだけ見て素直に地震打ってるプレイヤーが多く、その辺からも6thのバトルスタイルが伺えるかなと。
霊獣ボルトロス:
とりあえずガブボルトで並べて10万打ってれば良いみたいな使い方が一番無難で強いのでしょう。
単純にサブウェポンも豊富で頭から抜けているとドヤ顔で合わせてくることも多々あります。
火力が高く浮いていて速く電気耐性を持ちつつ通りのいい電気を打てるいいことずくめにみえるポケモンですが、採用率の高さから不毛なミラーになってしまうのは気をつけましょう。
メガガルーラ:
メガ枠ではクチートに次いでの強さがあります。
非常に高い耐久数値を持ち、すてみタックルで1:1交換以上の活躍が期待できる。
技の豊富さからウェポンが分散しているようですが、やはりすてみタックルの採用が一番生かせるとは思います。
また地震の採用も並んで多く、メガクチートやギルガルド・ジバコイル・ヒードラン・シャンデラ等への打点になり得るので厄介。
ピクシー:
6thローテの害悪トップメタで認めたくないものの、対策の難しさとその耐性からA-の強さはあると判断。
小さくなる/月の光/コスモパワー・瞑想/ムーンフォース・アシストパワー@アッキの実が一番多い。
主な対策としては挑発や毒々、身代わり守る残飯クレッフィ、上からの高火力連携などが上げられますが、壁や神秘と組み合わせてしっかり積んでくる組み合わせが一番多いので対策をしても苦戦するのは間違えないと思います。
さて、ピクシーの使用(特に避ける前提でピクシーを軸に置いた構築)については賛否両論あると思いますが自分はあまり良く思ってません。
理由は1つでローテというルールの面白さを根本から否定しているから これに尽きます。
勿論、その強さは認めますし使用を禁止にしろと言ってるわけでもありません。
選出での有利不利を盤面の3体で択やS操作を含みつつ埋めていき、裏と合わせてゲームメイクを行って詰めていくというのが自分のルール理解で、ただ安全に"勝つ"といった理由のために採用するというのは非常に悲しいし残念に思います。
【ローテ】ピクシーはてっとり早く勝つ方法ではない
上記はきゅんさんのピクシーに関する記述ですが、これと合わせてピクシーを使う人が減ってくれれば互いにwin-winの関係になれるのかなと思います。
【総括】
XYではフェアリーの登場や仕様変更によりSランク・A±ランクのポケモンを中心に速いポケモンでの単純な択による殴り合いが強く、それに適応できたプレイヤーが多く結果を残したように思えます。
その多くはギルガルドやサザンドラ・強力な先制技持ちに影響されたものですが5thと同じ感覚で組もうとすると確実に阻んでくるので、この辺も5thプレイヤーにはやりにくいところでしょう。
S操作や天候パなど5thローテというかローテーションバトルというルール自体を象徴するような要素がほとんど見られなくなってしまったのは5thプレイヤーとしては少し悲しいです。
現状でさえローテのつまらなさに違和感を覚えつつ数こなしてるのにORASでは更に不毛になる予感しかしないので、ORASで真面目にレートや大会に取り組むことはあまり無いでしょう。
眼鏡ニョロトノや鉢巻カイリキーや晴れドランが活躍できるPTを最後まで組めなかったのが心残りです。
【XYローテ】シーズン終盤で使った構築
【グロパンガルーラ軸壁パ】
チーム戦で使用した構築です。
クレッフィガルーラ水ロトムの並びはきゅんさんのブログから拝借し、裏3体には追い風フィニッシュの筋も狙うために球ファイアロー ギルガルド,霊獣ボルト等に打点確保のためにサザンドラ 選出幅を広げる,またトリル系へのカードとしてギルガルドを並べた。
チーム戦では3勝2敗で勝ち越しですが構築自体の弱さが際立ったので反省。
眼鏡サザンではなくスカーフサザンなら勝てる試合は増えそう。
というよりサザンガルドのサザンドラはスカーフであるべきという認識を改めて感じました。
【眼鏡ニョロ入り追い風トリル両立パ】
眼鏡ニョロトノをどうにかして6thでも使えないか考えた形。
トリルからの展開ではどうしてもクチートやマリルリに殴り負けてしまうので上を取って殴ろうということで相性の良いエルフーンを組ませた。
トリックルームも持たせてるので、一度トリルから入り追い風で詰める動きもできる。
追い風、トリルとの相性を考えてメガ両立をしたがガルーラの立ち位置がいまいちになってしまったので、変えるならそこ。
【バンギローブトリパ】
シーズン終盤で使ってた構築。
元々はローブシンならサザンガルドに対して初手のはたき落とすが安定になりやすく、ガブボルトに対しても壁を合わせれば優位に立てるのではないかと思い組み始めた。
実際はサザンガルドにうまくはたき落とすが決まる場面が少なく、身代わりやキンシを駆使されあまり活躍することができなかった。
結局壁+鈍いナットが強い感じの構築になってしまいクチートとの積み合いに勝てないのも問題
1800目前に行くくらいには勝てました。
【ローテ】ピクシー入り詰スタン
ポケモン名 | 技1 | 技2 | 技3 | 技4 | 持ち物 |
---|---|---|---|---|---|
ガブリアス | 逆鱗 | ドラゴンクロー | 地震 | ストーンエッジ | 拘リ鉢巻 |
ライコウ | 10万ボルト | めざめるパワー氷 | 光の壁 | リフレクター | 命の珠 |
ハッサム | バレットパンチ | 虫食い | 羽休め | 剣の舞 | ハッサムナイト |
ピクシー | ムーンフォース | 瞑想 | 小さくなる | 月の光 | アッキの実 |
シャンデラ | シャドーボール | 火炎放射 | クリアスモッグ | トリックルーム | 気合の襷 |
ファイアロー | ブレイブバード | フレアドライブ | 追い風 | 挑発 | 青空プレート |
ガブリアスライコウハッサムの並びで表を荒らして裏のピクシーで詰める構築の予定だった
実際は選出幅が狭く思惑通りに展開を進めるのは非常に難しかった
ファイアローの枠はかなり怪しいので要改善
結局のところピクシー入りでうまく組むにはニャオピクシーみたいに組み始めるのが一番楽なのかと思いました
【ローテ】ピクシー入り詰スタン
ポケモン名 | 技1 | 技2 | 技3 | 技4 | 持ち物 |
---|---|---|---|---|---|
ガブリアス | 逆鱗 | ドラゴンクロー | 地震 | ストーンエッジ | 拘リ鉢巻 |
ライコウ | 10万ボルト | めざめるパワー氷 | 光の壁 | リフレクター | 命の珠 |
ハッサム | バレットパンチ | 虫食い | 羽休め | 剣の舞 | ハッサムナイト |
ピクシー | ムーンフォース | 瞑想 | 小さくなる | 月の光 | アッキの実 |
シャンデラ | シャドーボール | 火炎放射 | クリアスモッグ | トリックルーム | 気合の襷 |
ファイアロー | ブレイブバード | フレアドライブ | 追い風 | 挑発 | 青空プレート |
ガブリアスライコウハッサムの並びで表を荒らして裏のピクシーで詰める構築の予定だった
実際は選出幅が狭く思惑通りに展開を進めるのは非常に難しかった
ファイアローの枠はかなり怪しいので要改善
結局のところピクシー入りでうまく組むにはニャオピクシーみたいに組み始めるのが一番楽なのかと思いました
【ローテ】ローテ紅白戦使用構築
せっかく記事書いたのに投稿しようと思ったらぶっ飛んだので簡単に
バンギラス@拘り鉢巻 HA 噛み砕く ストーンエッジ 冷凍パンチ 瓦割り
ハッサム@ハッサムナイト HA 剣の舞 バレットパンチ 虫食い 瓦割り
クレセリア@ゴツゴツメット 5thニョロクレセ流用 リフレクター 光の壁 トリックルーム 冷凍ビーム
ガブリアス@残飯 ダブルチョップ 地震 剣の舞 身代わり
水ロトム@拘リ眼鏡 10万ボルト 雷 ハイドロポンプ トリック
カイリキー@拘リスカーフ
アティエスさんの壁スタンに影響を受けハッサムから構築をスタート
シャンデラサザンガルドファイアローに強めな鉢巻バンギラスを合わせ、地面耐性確保と壁の形を取るためにクレセリアを採用
電気耐性や地面,竜技の牽制をできる便利屋としてガブリアス,水耐性を確保しながらフェアリーズに打点を持てる水ロトムを採用
カイリキーは5thの名残で使いたかっただけ 置物 いらない子